2016/04/03

ウッドパドル

先日、米国製ウッドパドルを入手しました。

ウッド製とはいってもブレードはファイバーグラスとカーボンで補強されておりしかもカーボンシャフトがブレードの先端まで通っています。店頭でその軽さに感動し、以前からフェザーロックシステムのパドルも試してみたかったことから、躊躇なく購入を決めました。ブレード部分はナロータイプで、いわゆるツーリングモデルです。重量は、ほぼカタログ(1lb-8oz)どおりの実測670gほど。定価では到底手が出ないハイエンドですが、なんと約6割引きでした。

手持ちの2本のパドル(4本継ぎのアルミシャフト、2本継ぎのグラスファイバーシャフト)と比べると、ブレードの特性もあって最高速度はそれほど変わらない印象です。ただ、疲労度はまったく異なります。軽すぎて水を包丁でスライスしているような感覚で、力を入れなくても進みます。

カヤックでは今回が初めてでしたが、ずっと以前からカナディアンカヌーで釣りをするにもダブルパドルを使ってきました。フェザーも何度か試したのですが、釣りの場合は、キャストに使う手首を残すために0度設定というのが独断的な結論です。この意味でも、軽いパドルによる疲労軽減効果は(特に長時間釣行では大いに期待したいところです。また、片手でも扱えるくらいなので、艇の位置を微妙に操作するような場合にもきっと役に立つように思います。そして、とにかく美しい木目が出ているのが好みです。樹脂製ブレードのような雑な扱いはできなくなりますが、末永く愛用したいと思っています。

 

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